ふじのキッズシアター主催の『エンゲキ宝島』
…終了のお知らせ!!!
(ブログで告知してなかったーー。すみませんっ。。)
今年もすごかった!
ふじのキッズシアターは16年。
私は15年前からこうして舞台に立たせてもらっている。
OBになってから
黒子、スケット、小さな役、
OBチームを組んでゼロから劇を作ったり
フェス!になった年にはクロージングで
会場を一つに誘導するパフォーマンス?を任されたり
映画でも役をもらったり
舞台音楽を製作、バンドを作って生演奏したり
した。
今年は、”招待プログラム”として
パペット劇「ウーマンシャーマン」音楽隊で。
音楽がよかった、そんな感想をたくさん聞けて
音楽監修の父に伝えなければ、と思いながらここに書く。笑
個人的には
40種類の楽器を使っていたにしても自分にできる楽器は少なく。
もっといろんな音を出せるようになりたい。
舞台音楽にはずっと関わっていたい。と強く実感する今日。
終わって、テーマの曲や劇中歌を歌いながら
子ども達が手遊びしていた。
そんなふうに"歌"って、人の潜在意識に残っていくんだろうな。
こどもたち、そのまま大切なものをもって大きくなって。
それから今回は、新しくなった箇所もあり、
私にも声だけの台詞ができた。
そうしたら
けっこう、声をほめられた!嬉しい!
子ども役は子どもになりたいからわかるんだけど、
怒り憎しみの低い声は、ある人には
林原めぐみ?さんみたいだってほめられたよ!
\声の仕事もお待ちしてます!/
エンゲキ宝島、
なんと1日で3部あって
1部はふじのキッズシアターの小学生の劇。
「本当の探し物」
2部はその子たちのママパパによるパフォーマンス。
「Just the way you are ~素顔のままで~」
3部が音楽と人形による幻想劇
「ウーマンシャーマン」
1部
今年のキッズはキッズ初!
こどもたちが劇を、ゼロから作った!!
桃太郎とピーターパンが合わさったミラクルなお話、
登場する楽しい歌、悪役の歌、テーマ曲も。
自分達で遊びのように作っていて
やりたい役をやっているから
みんながキラキラしてる、自分を出してる!
年末に、途中発表を見せてもらったの
その時は、もうーひっちゃかめっちゃかだった!
アイディアは大人が絶対発想できない事ばかりで面白いんだけど、
本人たちが遊んでるようにしか見えなくて
ストーリー展開も設定もよくわからなかった。
このままだと本番も迫っているし
かなり煮詰まっていたみたいなので
それからの稽古では演出に2人、大人が入ることになった。
大人の手が加わることによって変わっちゃったら嫌だな...そう思った。
歌も”子どもたちだけで作る”ということを大事にして、
あくまで私はコードをつける、
全体を通してちゃんと曲にする、ことに徹底してサポートした。
とってもいい歌ができた!
楽しみにしていた本番...もう、最高だった!
子ども達の輝きが変わっていなかったこと、
それがとっても嬉しかった。。
”見守る”大人がすごかったな、と思う。
ちょうどいい加減…すごく難しいと思うんだけど。
新たなチャレンジ、ありがとう。
2部、マザーアース。
お母さん、お父さんたちが日々の日常から解放されて
「本当はやりたかったこと」をステージ上で実現していく。
歌手、女優、ダンサー、楽器奏者、絵描き、スタイリスト、映画監督、地球のこども...
いつもはママ、パパでも、
ひとりの人間。だということをどんどん見せてくれた。
ああ、こういう人だったんだー!
人が輝いているところを見て感動する。
ただただ美しい、というだけで涙が出る。
(誰でもひがむこともある。
でもそれはその時自分ができていないからだ、と。)
「夢が叶っちゃったー!」
劇中、ナヲコラブ氏が叫ぶ。
後、打ち上げで本人もそんなこと言っていたけれど
本当に「夢」って大それたものではなくて
「本当はこれがしたい」
という、ひっそりしたものだと思う。
欲、だと思って蓋をしてしまったり
「自分なんかが~」とか、遠くに思いがちだけれど
それを見つけてあげて、声にしてみること。
その喜びは、劇中に生き返るF岡さんが表現してくれたそのまんまのもの。
声に出してみると、叶っちゃう。
それは今私が通う世界文庫アカデミーの講師の人たちが
全員のようによく言っているから、本当だよ。
「なりたい」ではなくて「なっちゃう」
私が思うに大事なことは”違う角度で”見ること。
ああ、これは3部、「ウーマンシャーマン」のキーワードでもある!
ふじのキッズシアター
一年に一度は還ってこれること、
こういう場所があること、仲間がいること、
心に握り締めて。
またね、さようなら!
自分の道を歩んでいくよ~
(写真、オフィシャル(きっと三宅岳さん)からと弟・万智弥より)
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