LEREASE!「世界ワールドたまごエッグぴよピヨ」曲解説アリ

やっとこの日が来ました。
音源が手を放れ、いろんな人の耳へ旅立ってゆくことが、
とっても嬉しいーーーーーー!

レコ発も終わり、ちょっとひと段落。。
(まだ野外イベントの事務作業や
今度はカレンダーの製作が始まるのだけれど)
(一息つきたい。)
(今日はこれから万博とお稽古)


ともかくともかく、

こんにちは!
「世界ワールドたまごエッグぴよピヨ」

です!!!!!



おばあちゃんです!!!!

福島のおばあちゃん。



にかっって上がる眉毛がポイントです。

「あんちゃん、眉毛」

とよく言われますがおばあちゃん譲りで
ばあちゃんと母と叔母と話していると全員眉毛がひょこひょこ上がるので、
意識して見てると結構面白いです。

なぜジャケットをおばあちゃんにしようとしたのかは

覚えていないですが、


ずーとタイトルだけ決まっていてジャケットが浮かばず
切羽詰まってきたころ、ふとパッと閃いた気がします


思い立ってすぐに福島へ行き、弾丸で撮影。

フランダンスを踊ってくれたので
歌詞カードにも散りばめました(見えにくいけど!)





そんな、(どんな)
「世界ワールドたまごエッグぴよピヨ」

郵送で発送し始めてます!

メールにて、ご注文承ります。

送料無料で、価格は2000円です。
(3枚以上の場合送料いただきます)

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お名前、ご住所、枚数を
書いてお送りください。
お振込先をご連絡します。

annasekai@gmail.com
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藤野駅前の観光案内所「ふじのね」でも
お買い求めいただけます。

また置かせていただくショップが出来次第お知らせします



🍙

丸2年かかったレコーディング。


▽なぜ1年9ヶ月前のレコ発に間に合わなかったかは、こちらを。
→( http://annasekai.blogspot.com/2017/02/cd.html )

▽ピアノの急な引っ越しを助けてもらった事件については、こちらを。
→ ( http://annasekai.blogspot.com/2017/10/blog-post.html  )

▽なぜ丸2年もかかったのかについては、こちらを。
→ ( http://annasekai.blogspot.com/2018/08/2nd-album.html )


▽今回は、せっかくなので曲の解説をしようかなん。





1.あさだよ

朝の時間がとっても好き。
あとは聴いてもらえばわかるはずっ


2.やおよろずのかみさま

PVができます!
ライブでは最近おもちゃ楽器を使ってノリノリで歌いますが、
原曲らしく、アコギバージョンです。

高円寺をチャリで走っている時の鼻歌を録音したものを
雨の日のアパートの中で聞き返したとき、
降りてきたかのように言葉が出てきて
するっと曲になっていました。不思議な出来事でした。


3.ラジカセちゃんちゃんこ

ラジカセが大好きなんです。
大好きすぎて、ジャケット裏にも入ってます。
iTunesで配信する時は、このトラックを有料にしたら
法 律 で 怒 ら れ る  気 が します。


4.平和のうた

「ああ、あなたは蚊を殺さない人」
がサビのこの歌ですが、
この曲ができた当時、ちょうど代々木公園のデング熱騒動があり
(感染症をもった蚊が見つかって全国的ニュースになった事件)
歌うの自粛しようか迷いました。


5.よぼよぼ

扇風機を手でまわしながら歌い、
最新のナチュラル・エフェクトをかましました!


※この歌はノンフィクションです。


6.大気圏

阿佐ヶ谷のアパートに住んでいた時の曲。
途中聞こえてくる大気圏突破する音は、
地下鉄のホームで思わず録音したものです。
神楽坂でも大気圏突破できるんですね〜。驚きです。

この後のつなぎ部分ですが、
レコーディング中に朝ラジオで「夏休みこども相談室」を流していたら
急にこんな風にノイズが入って何事かと思っている間にすかさず録音!!


同じ電源回路で洗濯機を回したらこうなったようです。
これこそ、二度とない産物です。


7.大人には言えないけど

高円寺で作った歌。
二十億光年スタジオで録音した後にこれを大音量で流していた時
エンジニアのユウタ氏が
ギターを弓で弾き始めたんですよ、チェロのように


それがとってもよくって。

ギター弾いてねとお願いしてはいたものの、
遠距離でのミックス作業。

今年の夏にようやく、仮ミックスの音源が届く。
この曲の空気感作りについてのイメージが書かれた長文のメールと一緒だった。

残念ながら、
全くわたしのイメージとは違っていた。


一人で思いつめちゃったんだな。
わたしのイメージを伝え、やり直しをお願いする。

ほぼミックス最終日(レコ発一週間前)

「あんちゃんこの曲は、弾き語りがいいと思うんだ」
と言われた時にはとっても悔しくて
このCDの妥協点ができてしまうことは嫌で粘り続け

最終日の朝に、
「どうしても難しかったから、間奏だけ弾いてみた」
と送ってくれたこのギターの音を朝起きて即、ヘッドフォンで聴いた。
涙が出てきた。
すぐに電話をして
「これだよ!!これだよユウタくん!!!」と叫んだ。

このレコーディングでずーとユウタ氏と
話し込んだり、すれ違ったりしていて、やきもきしていた。
彼自身も2年弱この作品たちに向き合ってくれていたけれど
その間、その相手はパソコンだったはずで。

ああ、そうだ。この人はギタリストだった。
そうなんだよ。
ギタリストのユウタ氏に久々に会えたことが、嬉しかった。

〜余談〜
ユウタ氏は忘れ物が激しく、
レコーディング中、出かける時に
「お財布も鍵もケータイもある」とよく歌っていた
(皆様もご活用ください)


8.ばかなドレミちゃん


キティちゃんのキーボードではない
いかにも「私中国製なんです」っていうおもちゃのキーボードも持っています。

 


9.たからもの

おそらくこのアルバムで一番古い歌なんだな。
ライブで1回しか歌ってない曲って結構あるけど
(なぜかそういうのばっかりyoutubeにアップされている)
この曲もいつもライブでは省かれていた曲。
録音は全部自分でしました。


10.ナイスウン子

逆にこれは1番新しい歌かも。3年前の元旦にできた歌です。
ピアノで!弾き語っています
前半と後半のギャップをお楽しみください。


11.あそびにおいでよ

5年前くらいに「ふじのキッズシアター」で舞台音楽を担当した時の曲。

初めてこれをお稽古場で披露した時
すぐに覚えて、大人も子どももぴょんぴょん飛び跳ね踊りながら、
何回も歌ってくれた時のことを、忘れないと思う。

ちゃんと楽曲としてフルで入れようか迷ったけど
なんかこのくらいの感じがいいかなーと
赤いラジカセちゃんを持って、子どもらの現場に飛び込んだ!


12.COLORふれる

5年前。
「ジョシ・シンガーソングライター・コンピレーションアルバム」
というものに参加させてもらった時は、ギターを掻きむしって歌ったこの曲をぶち込んだ。

レコーディング期間中。真夏の深夜1時頃。
シャワーを借りて戻ってくると、
何やらユウタ氏がオルガンのいたるところにマイクを何本も設置していた。
「幼稚園からもらってきたんだ」という古いオルガンだ。

「ええ、まだやるの!」
「あんちゃん、試してみたいからちょっと仮で弾いてみてよ。」



両足でバタバタ踏み込まないと音が出ない、昔ながらのオルガン。

この曲で冒頭から終始聞こえてくる、心臓のようなあの音は、
実はこのペダルを踏んでふくらむ音なのです。

両足で踏み込むからリズムが上手くとれなくて
踏み込み続けるから熱くなるし、朦朧として、もうよくわからなくなる。
練習もほぼしていないから、弾きながらなんて歌えない。

「あんちゃん、仮でいいから歌も一回やってみてよ!」
「えー、もう眠いから明日やろうよ」
「一回でいいんだ、お願い!仮だから!」

そうしてその夜、一回だけ歌った。

ヘッドフォンから、
たった今弾いたオルガンがものすごい倍音で充満して聞こえてくる


今から思い返すと、あの時歌ったのが、
このレコーディングで一番気持ちがよかった。

曲を聞くたびに毎度、思い出す。

ほんとうに不思議なんだけど、
二度とこれ以上の演奏はできなかったの。



次の日
オルガンのピッチを自分たちで直した。

鍵盤の下からリードを引っこ抜き、目の細かいヤスリでちょろっと削る。


またはめて音を鳴らし、チューナーで確認しては
「あー!高くなりすぎたー!削りすぎた!」と、合うまで調整し続ける…
いちばんしんどい作業だった。笑


なんだかんだ、2日くらいかかった。

その間、ユウタ氏が今回のために500円でゲットしたという
小さなYAMAHAのキーボードの「花火」という音色で重ねる音を採集。

「一晩中ミックスしてたんだけど、聴いてみて」
という音源も聴いた。宇宙みたいで感動した。

「よし、こんな方向性でいこう!」

わたしも練習をして演奏を改善したし
オルガンのピッチもよくなった。


いざ!本番!
何テイクか録ってみる。
うーん。悩ましい中1テイクを決める。


夏はそこで終了してしまい、

リベンジの冬。


歌を録る。

リズムがしっかりしていないから、
なかなかタイミングよく歌えない。

かなり手こずる。


「あんちゃん、これ、最初に仮で録ったものにしよう


えええええええええええええええええ
まじかああああああああ
そうなのか、、、

これだけやったのに!!!!!


結局、そういうことなんだな。


あの時は仮だからと結構自由に歌った。
間奏部分や、最後も。
頭が宇宙へ行ってしまったかのような感覚。
はー。忘れない。

リズムもとりにくいこの音源で
二度と同じようには歌えないと思う



科学では証明できない何かを、しっかり。
思い知った。



その時は聞きずらかった箇所があったけど、今は感じないので、
ユウタ氏がこの長い編集作業の間に
コツコツと魔法をかけてくれたんだと思う。



長くなったーーーーーーーーーーっ


ここまで、読んでくれた人いるのか?!笑


ううん、
読んでくれたのね。ありがとう。



聴いてほしい一枚が完成して
ほんとうによかった。


うれしいよーーー


いいアルバムができたんだもの。

本当にうれしい。


26歳をひしひしと感じます。


ぜひ、聴いてください。




annasekai

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